閉まっていたUSSアリゾナ記念館が再オープンしたこともあり、やっとパールハーバー『PEARL HARBOR HISTRIC SITES』に行ってきました。
パールハーバーとは
保護された海から大量の真珠が見つかったことからそう呼ばれています。ハワイの先住民は“長い丘”を意味する「プウロア」、または“真珠の水”を意味する「ワイ モミ」とよんでいました。
パールハーバーは1941年12月7日に開戦となった第2時世界大戦の幕開けとなっと場所であり、カリフォルニア、アラスカ、ハワイのアメリカ最西3州にある9つの歴史的名所を含む第二次世界大戦武勲記念史跡の中心です。9つの内、5つの歴史的名所がパールハーバーにあります。
パールハーバーにはさまざまな施設があるので、全部見ようと思ったら1日がかりです。行ってみてさてからどこを見ようか決めるよりも、あらかじめ決めておいて行った方がわかりやすいと思います。
パールハーバービジターセンター
まずさまざまな施設に向かうための入り口になります。
住所:1 Arizona Memorial Pl, Honolulu, HI 96818
電話:(808) 422-3399
ワイキキから:車🚘の場合、H-1フリーハイウェイで西に進み空港を通り過ぎて15A(Stadium/Arizona Memorial)出口でおりて4つ目の信号を左折。
THE BUSS🚌の場合、20番または42番の西方面行きのバス。
営業日と営業時間
午前7時〜午後5時
感謝祭(11月の第4木曜日)、クリスマス(12月25日)、元旦(1月1日)のみ休業
料金
入場料、駐車場無料。
持ち物制限
バッグの持ち込み禁止(カメラバッグ、小さなウエストポーチを含む)。
施設の営業時間と料金
- USSアリゾナ記念館:午前8時〜午後3時。無料。
- USSボーフィン潜水艦博物館公園:午前7時〜午後5時。ラストチェックインは4時30分。大人15ドル、子供(4才〜12才)7ドル。入場料に無料日本語音声ツアーが含まれます。
- 戦艦ミズーリ記念館:午前7時から午後5時。大人、子供(4才〜12才)、その他ツアーはこちら
- 太平洋航空博物館パールハーバー:午前8時〜午後5時。大人25ドル、子供(4才〜12才)12ドル。
- USSオクラホマ記念館:入館料3ドル。
- USSユタ記念館:フォード島にあり、ミリタリーID所持者のみいくことができる
中庭のチケットデスクでUSSボーフィン潜水艦、USS戦艦ミズーリ、太平洋航空博物館パールハーバーの入館券、半日パールハーバーツアー、パールハーバーパスポートが購入できます。
戦艦ミズーリ記念館、太平洋航空博物館、USSオクラホマ記念館には10〜15分ごとのシャトルバスでフォード島に向かいます。
料金はハワイ在住者、軍関係者の方には割引があります。
USSアリゾナ記念館に行った感想
まず、12時ごろ到着したのですが、平日なのに駐車場が混んでて止めるところを探すのに時間がかかりました。早い時間に行くことをお勧めします。アリゾナ記念館とその周辺をみるのにはトータル3時間以上みておくといいと思います。
入場ゲートでバッグを持ち込めないことがわかり車に1度戻り、財布、カメラ、水筒を手で持ち、他の荷物は車に置きました。あらかじめポケットのある服で来たら良かったなと。入場ゲートに入る前に向かって左手に荷物預かり所がありますが、5ドルかかります。
今回私達はUSSアリゾナ記念館に行ってきました。まず中庭のチケットカウンターで時間の記入されたチケットを受け取りに行きます。
12時過ぎに到着して、1時間後のチケットだったので、あたりを歩いたりショップ等で時間を潰しました。
潜水艦USSボーフィンの外観
潜水艦戦没者慰霊塔
戦艦アリゾナの錨
USSアリゾナ記念の鐘
平和記念碑ツリー オブ ライフ
日本語の音声ナレーションツアー
映画もあるならきちんと理解したいと思い、日本語音声ツアーを申し込みました。7.50ドル。USSアリゾナ記念館が映画とボートもあって無料ですから、このくらいは安いものです。
日本語の他に英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語があります。ヘッドホンと機会を渡され自分のタイミング番号を入力し再生します。29箇所のガイドがあります。順番通り回らなくても大丈夫です。
映画を見るときは2番と再生ボタンを押すと日本語訳が流れます。押すタイミングが早すぎてやり直したら少し遅くなってしまった😅
映画ももちろんのこと博物館を回る際にも、本当にこの機材が借りられて良かったなあと思いました。
現地のチケットカウンターでパンフレットに載っているバーコードを見せると、ポストカードセットが貰えます。
時間になったので集合場所に集まり、真珠湾メモリアルシアターで23分の映画をみました。
USSアリゾナ記念館へ向かう前にどういうものか理解することは重要です。日本語ナレーションをレンタルして本当に良かった。
映画を観終わったら、ボートに乗りUSSアリゾナ記念館に向かいます。
こちらがUSSアリゾナ記念館です。
1941年12月7日日本海軍の奇襲により亡くなった乗組員1177名とともに、爆撃され沈没した戦艦アリゾナ号の上に建設されたものです。船の中心あたりに沈んでいる船に対しクロス上に建てられています。戦艦海の中を覗くとアリゾナ号が確認できます。
奥まで進むと、亡くなった方の名前が書かれています。
建物自体は狭く、限られた人数を2隻のボートで行き来しています。
実際歴史として真珠湾攻撃について小学校で学んだはずですが、幼い頃の教育で忘れてしまっていたことを映画で理解することができました。そして、この場所に立つことで、これだけの人々の命が一気に奪われたという悲劇を日本人が起こしたという事実になんとも言葉にできない思いを抱きました。
アメリカは戦争でない解決を求めましたが日本による返事はなく、突然の奇襲により多くの人々の命が突然奪われ、ハワイの一般市民の命も奪われました。
核による攻撃などで大きな被害を経験した日本は「アメリカはなんてひどい事を」と思ってしまいますが、先に攻撃し、多くの人の命を奪ってしまい戦争をはじめてしまった日本の愚かさを学び、亡くなった方々へ追悼することは大切な事だと思います。
混んでいるのに、ハワイのどこにでもいる日本人観光客達が全然いません。
戦争経験者で生きている方々が少なくなり、記憶が薄れていくのでしょうが、この悲劇を再び起こしてはいけないとこれから生きる人たちに伝えていく意味でも、日本の方々にもっと関心を持って、ハワイにきたなら1度は足を運び学んで帰って欲しいと思いました。
またの機会に他の施設も行ってみようと思います。
クリックお願いします⇩